先祖代々のお墓をリフォームするなんて考えたことありませんか。ご先祖様が眠るお墓も、建立から何十年と経過していると、墓石の表面が雨風によって風化し、苔が生えていたりでかなり汚れが目立ち、石の表面も傷んできます。お彼岸やお盆にお墓の掃除をしていると思いますが、なかなか墓石の手入れまでは手が回りません。雑草を抜いたり、箒でごみを集めたりするくらいが関の山です。お線香を立てる場所やろうそくの受け金具も錆が出てきませんか。墓石に掘られている戒名なんかも汚れで見にくくなっていませんか。

そんなとき、お墓のリフォームを提案します。いずれは自分もお世話になるわけですから、死んでしまった後のこととはいえ、こぎれいなお墓に埋葬されたいものです。墓石の業者さんに電話して、見積もりを出してもらうと、使用する石の色や材質、デザインまで事細かな見積もりが提出されます。アキのこないオーソドックスなスタイルから、現代風のおしゃれなスタイルまで様々です。地震で倒壊しにくい安定感のある、それでいて掃除などもしやすいスタイルにリフォームしてみてはいかがでしょうか。ついでにご自分の戒名をお寺さんに頼み、石に掘ってもらっていてもいいでしょう。

地方の人口が減少しているのは間違いないですが、それに伴い、地元から離れて暮らす以上はお墓も改葬を希望する人は多いようです。とはいえ、都内近郊でお墓を新しく見つけるのも大変です。何と言っても逆に人が増えている訳ですから、それだけ競争率は上がります。大切なのはどれだけ候補地を選べるかということ。お墓や霊園には指定業者制度というものがあるので、契約数の多い石材屋さんに相談するのがべストです。